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絶滅危惧(threatened)のカテゴリーは、絶滅の恐れの高い順から CR(Critically Endangered)、 EN(Endangered)、 VU(Vulnerable) に分けられる。
さらに A(個体数の減少率)、B(分布の小ささ)、C(個体数の小ささと減少)、 D(絶滅確実)の基準があり、さらに副基準を適用する。
低リスク(LR:Lower Risk)は、情報不足でなく、評価が可能なもので、 上記カテゴリーに属さないもの。
| LR cd | 保全依存(Conservation Dependent): 該当動物群またはその生息地の保全策が継続されており、 その保全策が中止された場合、5年以内に絶滅危惧のカテゴリーに 移行すると考えられるもの。 |
|---|---|
| LR nt | 準絶滅危惧(Near Threatened): 保全依存ではないが、絶滅危惧の VU カテゴリーに近いもの。 |
| LR lc | 軽度懸念(Least Concern): 上記以外の低リスクのもの。 |
| DD | 情報不足(Data Deficient)。 |
成長するに連れて、背中の暗色部分に白、側面と腹部の灰色部分に暗色の斑点があらわれるのでこの名前がついた。始めてマダライルカの追い込み猟を行った(1959年)地名の安良里(あらり)から「あらりいるか」と呼ばれることもある。
熱帯性のイルカで、世界中の暖かい海に分布、日本沿岸の北限は日本海側が新潟、太平洋側は宮城県。
妊娠期間は11.24ヵ月。最高齢(寿命)は40歳。群れの大きさは10~1000頭以上に及ぶこともあるが、群れの構成メンバーは、繁殖や子育ての時期などで変化するようで、固定的ではないらしい。
日本の沿岸では、スジイルカの捕獲数が減少するのにつれて捕獲数が増えているが、本種の回遊(移動)によるためか、捕獲数には年ごとにかなりのばらつきがある。しかし、90年以降は明らかに捕獲数は減っている。
現在は伊豆と和歌山で追込み猟の対象種として捕獲枠が設定されているが、伊豆地方では、93年を境に捕獲ができない状態である。
一方、太平洋東部では、キハダマグロ漁の際の混獲で、その数が半数近くに減少したという報告もある。これにたいして、海外保護団体はイルカ混獲をしない方法で捕獲したマグロ缶を「ドルフィン・フリー」というシールをつける運動をして、イルカ保護を訴えている。
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<参考資料>
- 「日本の希少な水生野生生物I~V(日本水産資源協会)」
- 「レッドデータ日本の哺乳類(日本哺乳類学会)」
- 「クジラとイルカの図鑑(マ-ク・カワディ -ン著)」
- 「クジラ・イルカ大図鑑(アンソニー・マーチン著)」
- 「killer whale(Ford/Ellis/Balcom)」
- 「オルカ入門(エリック・ホイト)」
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