体長: 25~26 m 体重:100~120 t
評価:IUCN-EN /水産庁−希少(北太平洋、北大西洋)、絶滅危惧(南半球)、減少(ピグミーシロナガス)/日本哺乳類学会 —絶滅危惧
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絶滅危惧(threatened)のカテゴリーは、絶滅の恐れの高い順から CR(Critically Endangered)、 EN(Endangered)、 VU(Vulnerable) に分けられる。
さらに A(個体数の減少率)、B(分布の小ささ)、C(個体数の小ささと減少)、 D(絶滅確実)の基準があり、さらに副基準を適用する。
低リスク(LR:Lower Risk)は、情報不足でなく、評価が可能なもので、 上記カテゴリーに属さないもの。
| LR cd | 保全依存(Conservation Dependent): 該当動物群またはその生息地の保全策が継続されており、 その保全策が中止された場合、5年以内に絶滅危惧のカテゴリーに 移行すると考えられるもの。 |
|---|---|
| LR nt | 準絶滅危惧(Near Threatened): 保全依存ではないが、絶滅危惧の VU カテゴリーに近いもの。 |
| LR lc | 軽度懸念(Least Concern): 上記以外の低リスクのもの。 |
| DD | 情報不足(Data Deficient)。 |
北大平洋と北大西洋、南半球にそれぞれ異なる個体群がある。夏には高緯度海域で索餌し、冬は低緯度海域で繁殖する。
地球上最大の哺乳類で、11ヵ月の妊娠期間の後に生まれる子どもの大きさは何と7m、実にミンククジラの大人と変わらない大きさである。泳ぎの方も豪快で、赤道をまたいで移動する。1 年足らずで16,000kmも移動したという記録がある。餌はほぼオキアミに限られ、索餌海域だけでなく、移動中でもオキアミが豊富なところで一旦移動を休んで食べるらしい。
近代捕鯨が始まった1864年から捕獲が始まり、1920年に母船式捕鯨が始まるともっとも効率のよいクジラ種として捕獲数が激増した。国際捕鯨委員会ではたびたびこの種の捕獲規制を行ったが、結局経済的に見合わなくな った1966年まで捕獲は継続され、総数で30万頭以上が殺されたと考えられている。南極海の種は、かつての0.5 %に、北半球では10~15%に減少してしまったので、個体群によっては回復が不可能 なものがあると考えられている。
クジラ図鑑索引
日本の沿岸に分布が推測される主なクジラ目
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コククジラ科
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<参考資料>
- 「日本の希少な水生野生生物I~V(日本水産資源協会)」
- 「レッドデータ日本の哺乳類(日本哺乳類学会)」
- 「クジラとイルカの図鑑(マ-ク・カワディ -ン著)」
- 「クジラ・イルカ大図鑑(アンソニー・マーチン著)」
- 「killer whale(Ford/Ellis/Balcom)」
- 「オルカ入門(エリック・ホイト)」
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