沿岸小型鯨類保護

カムチャツカ南東部でシャチのメス1頭が捕獲

残念!ロシアで初めてのシャチ捕獲

 9月26日、世界中が懸念し、注目しいていたロシア、カムチャッカ南東部のアバチャ湾で、シャチ1頭の捕獲が行われてしまいました。世界中から抗議の声ががった1997年の太地の捕獲以来初めてのシャチの捕獲になります。
 この捕獲は、ロシア政府によって与えられた同海域での4頭の捕獲許可に基づき、黒海のUtrish Aquariumの依頼でロシアの捕獲業者によって行われ、捕獲されたメス1頭は、

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富戸イルカ猟に関する要望書(伊東市漁協組合長宛)

2003年8月21日(木)

伊東市漁協組合長 殿

イルカ&クジラ・アクション・ネットワーク
事務局長 倉澤七生
入間郵便局私書箱10号

富戸イルカ猟に関する要望書

 時下益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。私どもは、イルカ・クジラの保護活動を行っているNGOです。96年の違反操業の発見と告発を行い、その後もイルカ猟によって大きな影響を受けている沿岸のイルカの保護の必要性を訴えてきました。
 早速ですが、貴県において知事許可漁業として9月1日から解禁になるイルカ追い込み猟について、以下の3点についてお願い申し上げます。

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名古屋港水族館 シャチ捕獲断念か?

3月27日の朝日新聞名古屋版が「シャチ捕獲『もうやめます』」という 記事を掲載しました。

 新聞によりますと「名古屋港水族館はロシア領海での野生シャチ捕獲をやめる方針をきめた」ということです。この3月24日に行われた名古屋港管理組合の議会で新たな予算 ¥35,000,000がついたものの、「費用をかけても捕獲できる確証はない」「鯨類保護の国際世論に配慮を」などの理由で「他の飼育施設からの借用や譲渡を目指すことに専心する」そうです。

 2001年,2002年とロシア海域での捕獲を試み、いずれも失敗。それどころか、その都度多額のお金をロシアの関係者や業者に支払って

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名古屋港水族館シャチ飼育問題に関する意見書

2003年7月25日(金)

水産庁長官 田原文夫 殿
水産庁遠洋課捕鯨班 中塚周也 殿

イルカ&クジラ・アクション・ネットワーク
事務局長 倉澤七生
入間郵便局私書箱10号

名古屋港水族館のシャチ飼育問題に関しての意見書

 時下益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。
 この度は、名古屋港水族館のロシア海域でのシャチ捕獲計画に対し、水産庁が慎重な態度を取るようにと助言をされたことについて、生物多様性保全、野生生物保護の観点から高く評価し、感謝の意をお伝えいたします。
 早速ですが、この7月28日水産庁にて開催を予定されている太地で飼育されているシャチの移動に関していくつかの疑問があります。当該シャチは、原則禁止されている捕獲を学術目的として特別に許可されたものであり、

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サハリン沖開発規制とクジラ保護へ環境対策の可能性

2003年2月20日付け北海道新聞朝刊は、ロシア政府がコククジラ保護の検討を始めた、と次のとおりの記事を掲載しました。
私達の、そして皆さんのロシアへの働きかけが効を奏しつつあるのかもしれません。

----------以下、北海道新聞記事----------

[ユジノサハリンスク19日中元克治]
 タス通信によると、ロシア天然資源省は19日までに、サハリン北部のコククジラ保護のため、餌場などになっている海域を2004年から開発制限水域とする方針を固めた。同海域や周辺で行われている石油天然ガス開発プロジェクト「サハリン1」「サハリン2」の事業にも影響を与えそうだ。

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