沿岸小型鯨類保護

ノルウェーでのシャチ捕獲計画! そして断念

【名古屋港水族館が、ノルウェーにシャチ捕獲を依頼していたことが判明】


1999年3月9日付ノルウェーの新聞によると、名古屋港水族館の内田館長をはじめ日本の関係者4名がノルウェー入りし、漁業省や捕鯨業者とシャチ6頭の捕獲の打ち合わせをする予定。捕獲場所は、ケイコの故郷アイスランドに向かい合うノルウェー海のロホーテン諸島付近。マスコミによるシャチ捕獲報道は地元の自然保護団体によって世界中に知らされ、大きな抗議の声が上がった。

ノルウェーでは沿岸でのミンククジラ捕鯨が行われてきたが、これまでシャチの生け捕りは行われておらず、ひと度これを許せば、世界の水族館の供給源となる可能性もある。実行に移される前に、なんとしてでも

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違反の内部告発

【オキゴンドウ22頭の違反捕獲が内部告発される】

富戸違反イルカ猟事件について、98年1月、ついにオキゴンドウ22頭違反捕獲の証拠となる納品書が組合関係者より提出され、事態は新展開を迎えた。

この関係者は、当時のイルカ猟について責任ある立場にあった人で、証拠となる「8年10月23日」付の納品書を提出し、当時の状況を証言した。

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シャチ解放運動

日に1300枚もの抗議ファックス

シャチ の捕獲に関する情報は、市民グループによって多くの支援者に伝えられ、同時にシャチの捕獲に反対し、解放を求める意見をシャチを購入した3水族館、水産庁、和歌山県に届けようという運動が展開された。この結果、2月10日から国内外の支援者による抗議のファックスや電話が関係者のもとに殺到した。後日、そのうちの1水族館関係者が明らかにしたところによると、1日に1300枚もの抗議ファックスが寄せられたとのことで、他の水族館などにも同程度の抗議が寄せられたと思われる。

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太地で捕獲のシャチ5頭のうち2頭が相次いて死亡

【2頭の シャチ の死】

'97年6月17日深夜に和歌山県のJAVA支援者から緊急連絡が入った。 アドベンチャーワールド の妊娠していたシャチが、この日の朝に死亡したという。また、その3日前の6月14日に、それまで元気にしていると水産庁を通して伝えられていたオスの子どものシャチも死亡したと伝えられた。メスのシャチは、多くの人々が心配したとおり、自分からは餌を食べず、4月に流産をして急速に体力を失い、泳ぐことも、自力で浮いていることもできなくなっていたのをタンカで水中に保持し、口を強制的に開けて流動食を流し込んでいたようだ。

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太地シャチ捕獲事件

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97年2月7日、太地沖を通りかかった10頭のシャチの群れが太地の勇魚組合によって畠尻湾に追い込まれた。

【太地で何が起こったか?】

シャチ捕獲事件の経過

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