沿岸小型鯨類保護

名古屋港水族館へのシャチ等導入計画

1998年2月、愛知県の名古屋港水族館が、シャチをはじめとする小型クジラ類の飼育・展示施設を新規に建設するための予算を獲得した。この水族館は、半ば公の組織である名古屋港管理組合と、自治体である愛知県および名古屋市が共同で経営する水族館である。現在の館長・内田至氏はカメの研究者として名高い人物であるが、就任以来、ずっとシャチの飼育・繁殖に意欲を示し、新たなプールの建設計画を推進してきた。

続きを読む...

「シロイルカ・セイウチの海獣バンド」ショーの中止要請書

2001年3月16日

(株)横浜八景島シーパラダイス 館長 布留川信行 殿
 

「シロイルカ・セイウチの海獣バンド」ショーの中止のお願い


  昨日のテレビニュースと本日付けの新聞の広告で貴水族館がこの3月17日よりシロイルカとセイウチを使った新たなショーを計画していることを知りました。
 しかし、この計画は動物園・水族館の本来あるべき目的に反しており、人道的、教育的観点からも許されてしかるべきものではありません。

○ショーは動物虐待である

続きを読む...

日本のイルカ猟

▼日本のイルカ猟の経緯

 1986年にIWCで捕鯨のモラトリアムがきまった後、イルカの肉が急騰しました。イルカ肉がクジラ肉の代用品としてたくさん市場に出回ることに なったからです。これまでカジキマグロの突きん棒漁を行っていた漁師たちなどがイルカ猟に参入するなどして、捕獲高は倍増してしまいました。
 イルカ等の沿岸小型鯨類について、IWCはその管理を各国に任せています。日本政府=水産庁はこのイルカ猟の急増に対し野生生物保護の視点ではなく「資源保護」の観点から1991年、イルカ捕獲を許可する

続きを読む...

97年に太地で捕獲された3頭のシャチの解放を!

太地で5頭のシャチが捕獲されてから4年たちました。5頭のうち一番小さかったオスと妊娠していたと見られるメスは捕獲後4ヵ月のうちに相次いで死にました。そして、残る3頭も別々の水族館で飼育され、今にいたるまで互いに会いまみえることはありません。

続きを読む...

1999年富戸イルカ猟ビデオ

刺激の強いシーンが含まれていますので、小さなお子さまなどは、保護者の方と一緒にご覧になることをお勧めします。お子さまの年齢に応じ、説明をして頂いたり、視聴を中止する等の御配慮をお勧めいたします。


  • 静岡県伊東市の富戸漁港に1999年10月13日、およそ200 頭あまりのハンドウイルカ( バンドウイルカ) の群れが追い込まれた。翌14日の朝からイルカの捕獲、解体が行われた。水族館スタッフがイルカをとらえ、タンカにのせる。

    続きを読む...

insurance
insurance
insurance
insurance