沿岸小型鯨類保護

ブックレット 『お帰りなさいA73』発売!

素晴らしいオルカ(シャチ)の世界を紹介するブックレット

ブックレット「お帰りなさいA73」ができました。

ここに書かれていることは、この夏にカナダで本当に起こったことです。

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富戸でまたイルカ猟!?

8月26日、静岡県の伊東市漁協は9月1日から始まるイルカ追い込み猟の猟期にむけて、これまでの違反捕獲や捕殺方法への批判を受け、2点を「改善」してイルカ追い込み猟を行う用意があることを明らかにしました。

2点というのは、「適正な操業体制の確保」と「人道的な捕殺」です。

 

93年に漁業法に基づいてイルカ猟についての規制が行われ、県職員あるいはそれに準ずるものが立ち会うことと、捕獲可能なイルカ種およびに頭数の制限が行われましたが、今回はそれに対して、10年遅れの対応が宣言されたことになります。しかし、これはすでに遅すぎる対応だと私たちは考えています。沿岸のイルカは、科学的な調査・研究がなされないうちに、どんどん消滅しようとしています。

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ロシア シャチ捕獲を許可

ロシア政府は、極東海域でのシャチ5頭の捕獲であれば、生態に影響がないと許可を出したもようです。

しかし、現在まで、名古屋港水族館は、ロシアに対してシャチ購入の意向は伝えていないということです。

そうではありますが、このほど、管理組合は、年度予算に関する議会で、シャチ購入に3億5千万円の予算をつけました。

松原名古屋市長も年度の抱負で、シャチを今年こそ導入したいとコメントしています。ただ、野生からの導入にこだわらないといっていますので、ロシアあるいは国内外の飼育個体を借り受けるという選択肢もあり、今後の詳細情報が待たれます。

引き続き、ロシアでの野生シャチ捕獲にあくまでも反対していきましょう。

ロシアでシャチ捕獲の危機!

この7月9日、「ロシアで漁船がサハリン沖シャチを捕獲するために出航した」という情報が入った。

今年度、ロシア政府はシャチ10頭の捕獲枠を設定、そのうちの2頭の許可がサハリン海域に下りている。業者は、シャチ1頭を100万US$で販売する予定であるという。

一方、名古屋港管理組合は、3月の港営建設委員会においてシャチ購入のための予算として3億5千万円を組んだことを報告。さらに、昨年の捕獲失敗後に、シャチ購入のために計上されていた1億5千万円うちの半額相当を支払ったと答えた。

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沿岸のイルカ追込み猟に関するいくつかの問題

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イルカ追い込み猟というのは、複数の船でイルカの群れを囲み、船に付けられた金属パイプを叩いて群れを湾まで追い込んで一網打尽に捕らえる方法です。もともとは、静岡県の伊豆地方で始まり、今は静岡県の富戸和歌山県の太地で使われています。対象となるのは、コビレゴンドウオキゴンドウハナゴンドウハンドウイルカマダライルカスジイルカで、日本沿岸の系統群の多くは、この方法によって、存続が危うくなっている可能性があります。

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