
97年2月7日、太地沖を通りかかった10頭のシャチの群れが太地の勇魚組合によって畠尻湾に追い込まれた。
【太地で何が起こったか?】
シャチ捕獲事件の経過
予想できたこととはいえ、この9月19日、メスの シャチ 「クー」が死んでしまったのはたいへん残念なことでした。推定18-19歳というシャチの平均寿命(60歳)から見て、「夭逝」としかいえないような死でした。
「経緯」
1997年の2月、10頭のシャチの群れ(家族)が和歌山県太地の畠尻湾に追い込まれ、水産庁の許可により、そのうちの 5頭が捕獲される事件が起きました。
【名古屋港水族館が、ノルウェーにシャチ捕獲を依頼していたことが判明】
1999年3月9日付ノルウェーの新聞によると、名古屋港水族館の内田館長をはじめ日本の関係者4名がノルウェー入りし、漁業省や捕鯨業者とシャチ6頭の捕獲の打ち合わせをする予定。捕獲場所は、ケイコの故郷アイスランドに向かい合うノルウェー海のロホーテン諸島付近。マスコミによるシャチ捕獲報道は地元の自然保護団体によって世界中に知らされ、大きな抗議の声が上がった。
ノルウェーでは沿岸でのミンククジラ捕鯨が行われてきたが、これまでシャチの生け捕りは行われておらず、ひと度これを許せば、世界の水族館の供給源となる可能性もある。実行に移される前に、なんとしてでも
3月27日の朝日新聞名古屋版が「シャチ捕獲『もうやめます』」という 記事を掲載しました。
新聞によりますと「名古屋港水族館はロシア領海での野生シャチ捕獲をやめる方針をきめた」ということです。この3月24日に行われた名古屋港管理組合の議会で新たな予算 ¥35,000,000がついたものの、「費用をかけても捕獲できる確証はない」「鯨類保護の国際世論に配慮を」などの理由で「他の飼育施設からの借用や譲渡を目指すことに専心する」そうです。
2001年,2002年とロシア海域での捕獲を試み、いずれも失敗。それどころか、その都度多額のお金をロシアの関係者や業者に支払って