11月11日(木)朝、静岡県富戸でハンドウイルカの群100頭あまりが イルカ猟によって富戸漁港に追い込まれました。
当地では、もとイルカ猟を行っていた石井泉さんがドルフィン・ウォッチングを2002年に開始し、東京近郊でイルカやクジラが見られるポイントとして、人気が出てきたところでの予想外の展開でした。
追い込まれたイルカたちは、12日に14頭が水族館用に捕獲され、また、地元の消費のための解体が行われ、その一部は遠洋水産研究所が調査のために利用する予定です。
バンドウイルカは、その姿と仕込まれた芸によって、水族館では人気の高い動物です。
1月21日、アドベンチャーワールドに最後に残された シャチが急性肺炎で死んでしまった。ゴローという名まえの体の大きい、おだやかなオスで、1985年に太地で捕獲され、アドベンチャーワールドで20年飼育されてきた。捕獲当時は2歳と推定されているので、享年22歳、飼育年月は短くなかったといえるだろうが、野生ではまだ死ぬ年とはいえない。ゴローを知るものは、イルカとも仲が良く、ほかのシャチに友好的であったおとなしい、どちらかといえば「ぶきっちょ」な オスの死を心から悼んでいる。
アドベンチャーワールドは昨年にも大人のシャチ2頭と生まれたばかりの子シャチを失っている。
日本沿岸には、クジラの仲間でもっとも絶滅を危惧されているニシコククジラ(コククジラのアジア系個体群)が回遊しています。かつて、この個体群は激しい捕鯨圧のため、絶滅したと考えられたこともありました。しかし、70年代半ばに、小さな個体群が生き延びていることがわかったのです。ソ連邦が崩壊したのち、このコククジラについての調査がロシアとアメリカの協力で行われてきました。そして、この個体群は、わずか100頭前後で、繁殖可能なメスは23頭しかいないことがわかったのです。こうした小さな群れは、ほんのわずかのきっかけが絶滅を引き起こす恐れを持っています。しかし、このコククジラの群れに新たな脅威が迫りました。それは、
「2月7日、北海道羅臼町でシャチの群れ12頭が流氷に閉じ込められ、救助したいという願いもむなしく、9頭が死ぬという事件がありました。そして今度は、択捉島の北部の別飛(ロシア名・レイドボ)沖約100メートルの浅瀬で、シャチ6頭が流氷に閉じ込められ、地元住民の救出の試みにかかわらず、これまでに5頭が死んでしまったそうです。
羅臼の悲劇は、乳飲み子を含む群れが子どもをかばったためではないか、といわれていますが、
このたび、「動物の愛護及び管理に関する法律」の改正で、施設の有無に関わらず、すべての動物取り扱い業者が登録制となったことは、動物の福祉にとっての大きな1歩であると歓迎いたします。改正に伴い、とくにこれまで産業動物として考えられ、動物福祉の対象外に置かれ続けて来たイルカやクジラの捕獲、畜養、輸送、販売、飼育全ての場面で、動物の福祉にかなった判断がなされるべきと考え、以下の要望をいたします。