捕鯨問題

2009年11月19日 NGO共同声明

鳩山新政権へ
「調査捕鯨」の中止と「非致死的な調査」への移行を求める

 11 月19 日に日本の調査捕鯨船団は、南極海に向かい因島(広島県)を出港しました。私たちは、日本政府が許可し、さらに補助金を出し、(財)日本鯨類研究所が実施 しているこの第2 期南極海鯨類捕獲調査(JARPA II)の計画継続に大きな懸念を抱いております。新政権には、この「調査捕鯨」への補助金拠出と、計画そのものに対する許可発行の停止を要請します。
 私たちの懸念は以下によるものです。

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IWCローマ中間会合で意見陳述

IKANは、IWC(国際捕鯨委員会)中間会合で5分間の意見陳述の機会を得て、以下のようなスピーチを行った。対立する議論の合意に向けて公正な情報の共有が不可欠であると考えたからである。


 まず最初に、私どものような小さな日本の NGOに話す機会を下さったことを議長ならびにこの会議に参加されているかたがたすべてに感謝いたします。

 私どもは主に国内で鯨類を中心とする野生生物の保全に関する活動をしています。

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国際シンポジウム 日本のODAに振り回される私の国

カリブの島国がなぜ日本の捕鯨を支持せざるを得ないのか

元ドミニカ国環境大臣・ゴールドマン環境賞受賞者

アサートン・マーチン氏 緊急来日 くじラブ講演会

ドミニカ国の環境・計画・農水大臣として国際捕鯨委員会(IWC)に参加していた アサートン・マーチン氏がIWC期間中に突然大臣を辞任することを発表したのは 2000年のことです。これは、南太平洋海域に鯨の保護区を設置することに賛成する票を投じようとしたところ、最後になって国から反対票に投票するよう指示があったことへの抗議の印でした。

マーチン氏は、ドミニカ国民の意思を無視して、日本の開発無償資金援助が国の環境政策を左右してしまう現状に警告を発し

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2007年12月17日 NGO共同声明

ザトウクジラを含む“調査”捕鯨の中止を求める

 11月18日に日本の捕鯨船団は、南極海に向かい下関港を出港しました。私たちは、日本政府が許可を出し、(財)日本鯨類研究所が実施しようとしているこの第2期南極海鯨類捕獲調査(JARPA II)の計画に大きな懸念を抱いております。今回の計画は、ミンククジラ850(±10%)頭、ナガスクジラ50頭に加え、新たにザトウクジラ50頭の捕獲を含むもので

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公開質問状に対する水産庁からの回答

IKANetからの2006年11月15日付公開質問状 に対し、水産庁より回答がありました。

水産庁の回答をPDFファイルで添付します。これは、回答者の希望である「全文を、改編することなく、掲載」するためで、回答書をスキャンして作成しました。

  「水産庁からの回答」(176KB) pdficon large

そのため、多少の解説を別個に掲載しなければならなくなりましたので、読む側としては不便でしょうが上記の事情でお許しください。

水産庁の回答書の「前置き」について:いろいろなところからのいろいろな声があるでしょうが、批判しやすいところを持ち出して反論しても解決つかないことですのでご容赦を!

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