捕鯨問題

小冊子『もう、きっぱりやめよう!調査捕鯨』

10月5日付けの記事でお知らせしました様に、赤字続きで中止/縮小さえ検討に上っている調査捕鯨に対し、野田政権は本来鯨研が支払うべき今期の赤字分(30億円)を 年度予算(5+2億円)に補正予算を加えてすべて肩代わりするつもりのようです。

震災復興、原発事故対処に予算が足りないくらいの筈なのに、様々な問題を抱えている調査捕鯨に国費を

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補正予算で調査捕鯨に20億円?!

野田さん!問題の多い調査捕鯨ではなく、震災の被害者、とりわけ福島の子どもたちにこそ予算を使ってください

政府は昨日の記者会見で2月に中止した南極海での調査捕鯨を今期も行うと宣言しまし た。

調査捕鯨は、日本鯨類研究所が、捕獲した肉の売り上げをもとに毎年5億円の補助金を得て実施してきました。

ところが昨今の鯨肉の売り上げ減少と南極海での妨害活動により、赤字が慢性化し調査継続が困難になってきました。

そのため、今年7月に報告の出た「鯨類捕獲調査に関する検討委員会」では、 継続とともに、中止/縮小が併記されています。

しかし、この補正予算をみると本来鯨研が支払うべき今期の赤字分(30億円)を 年度予算(5+2億円)に補正予算を加えてすべて肩代わりするつもり

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急増するクジラ肉の在庫と “遊水池”みたいな隠れ在庫の出現

~統計から外された冷凍庫 アイスランド産ナガス肉~
報告者:佐久間淳子
  • 10月末の流通在庫量、とうとう記録達成

グラフを見てください。ここには2010年10月末の在庫量まで反映させてあります。5525トン。10月末在庫量としては、1990年以降でもっとも高い値です。それだけではありません。2010年は発表された在庫量の数値だけではわからない、いろいろなことが起きていて、この数字以上に売れていない状況が進んでいる可能性が高くなっています。その背景を説明しましょう。

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調査捕鯨の中止を歓迎する

イルカ&クジラ・アクション・ネットワークは、本年218日の第二期南極海調査捕鯨(JARPAII)の中止を歓迎します。そして、より広範な情報共有のもと、日本国内においても冷静で建設的な議論がおこなわれ、結果として、日本が今期のみならず、恒久的に南極海捕鯨から撤退することを要望いたします。
 これまでも、捕鯨賛成、反対いずれの側からも南極海における捕鯨活動に対する批判がありました。

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日本沿岸希少種ミンククジラ混獲の実態

沿岸捕鯨再開提案の陰で進むもうひとつの“捕鯨”

 「ミンククジラはたくさんいる」と喧伝されているが、実際には海域によって事情は異なる。日本の周辺には2つの個体群が生息し、そのうちの希少個体群 「東シナ海・黄海・日本海系群(J-Stock)」については、日本も商業捕鯨の対象はオホーツク海・西太平洋系群(O-Stock)であってJ- Stockではない、としている。その一方で、「混獲」の名の下に日本で利用されているミンククジラは年間120~130頭いる。

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