宮城県知事の浅野史郎氏がIWC会議に出席し、地元鮎川の沿岸捕鯨 再開についての理解を求めるそうです。 ところで鮎川の実像はどうだったのか。 自然環境フォーラムのご了承をえて、 レポートを掲載します。
私たちは、主に日本国内でイルカ・クジラ保護活動をしているグループです。
まわりを海に囲まれている日本にとって、海の恵みはこれまで私たち日本に住む人々にとってかけがえのないものでした。
第1日目
今回の大きな争点となったのはいわゆる『ベルリンイニシアチブ』とよばれるクジラ保護委員会設置の提案でした。会議が開始される以前から、日本でも一部で危機感をもって論じられたようですが、提案する側はこれまでの会議において100以上のクジラ保護の決議案や勧告が採択されているという前例をあげ、IWCにおいて特別に目新しい内容のものはないということを強調しました。
クジラ保護委員会の設置は、これまでの議論を生かし、科学委員会からのアドバイスのもとに
IKANは、IWC(国際捕鯨委員会)中間会合で5分間の意見陳述の機会を得て、以下のようなスピーチを行った。対立する議論の合意に向けて公正な情報の共有が不可欠であると考えたからである。
まず最初に、私どものような小さな日本の NGOに話す機会を下さったことを議長ならびにこの会議に参加されているかたがたすべてに感謝いたします。
私どもは主に国内で鯨類を中心とする野生生物の保全に関する活動をしています。
「ミンククジラはたくさんいる」と喧伝されているが、実際には海域によって事情は異なる。日本の周辺には2つの個体群が生息し、そのうちの希少個体群 「東シナ海・黄海・日本海系群(J-Stock)」については、日本も商業捕鯨の対象はオホーツク海・西太平洋系群(O-Stock)であってJ- Stockではない、としている。その一方で、「混獲」の名の下に日本で利用されているミンククジラは年間120~130頭いる。