IKAN流クジラ図鑑

マッコウクジラ (sperm whale) physeter macrocephalus

sperm

体長:11~20m 体重:20~45t
評価:IUCN-VU/水産庁−普通/日本哺乳類学会−危急

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コマッコウ & オガワマッコウ (pygmy sperm whale & dwarf sperm whale) Kogia breviceps & Kogia simus

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コマッコウ(pygmy sperm whale)Kogia breviceps
体長:3m 体重:315~400kg
評価:IUCN-DD/水産庁--/日本哺乳類学会-不能

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オガワコマッコウ(dwarf sperm whale) Kogia simus
体長:最大2.7m 体重135~275kg
評価:IUCN-DD/水産庁--/日本哺乳類学会-不能

両者とも世界の温帯から熱帯にかけ、大陸棚の縁辺部を超えた深い海に住んでいる。日本沿岸では、北海道以南の日本海、三陸以南の太平洋、東シナ海付近に生息する。

10頭前後の小さな群れを作り、小型でしかもかなり行動が地味なので目立たない。頭部にエラのような切れ込みがある。主にイカ類を食べる。驚いたり、子どもを守るために、体内にためてある茶色っぽい糞を排出して煙幕にするといわれる。

コマッコウが非常に小さい背ビレをもつのにくらべ、オガワコマッコウの背ビレはとがって大きく、サメと見間違えられるかもしれない。

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