IKAN流クジラ図鑑
マッコウクジラ (sperm whale) physeter macrocephalus
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- カテゴリ: ハクジラ亜目
評価:IUCN-VU/水産庁−普通/日本哺乳類学会−危急
コマッコウ & オガワマッコウ (pygmy sperm whale & dwarf sperm whale) Kogia breviceps & Kogia simus
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- カテゴリ: ハクジラ亜目
両者とも世界の温帯から熱帯にかけ、大陸棚の縁辺部を超えた深い海に住んでいる。日本沿岸では、北海道以南の日本海、三陸以南の太平洋、東シナ海付近に生息する。
10頭前後の小さな群れを作り、小型でしかもかなり行動が地味なので目立たない。頭部にエラのような切れ込みがある。主にイカ類を食べる。驚いたり、子どもを守るために、体内にためてある茶色っぽい糞を排出して煙幕にするといわれる。
コマッコウが非常に小さい背ビレをもつのにくらべ、オガワコマッコウの背ビレはとがって大きく、サメと見間違えられるかもしれない。