「もうかる漁業」その後は…調査捕鯨がどうなるか大胆予測

殺さない調査に切り替えるチャンス!
~無節操な税金投入による調査捕鯨はもうやめよう~

 1986年の捕鯨モラトリアムに際し、商業捕鯨を復活させるための手段として始めた調査捕鯨。クジラを殺し、その肉の販売(+補助金)により継続してきた調査は、今回の佐久間淳子氏のレポートに明らかなように破綻しました。
 これまでおかしな理屈を付けて、税金を投入し無理に続けてきた調査捕鯨はすぐにやめていただきたいものです。しかし、どうしても調査を続けたいというのであれば、鯨肉の売り上げがなくてもできるのですから'世界に誇る'日本の科学技術を駆使して、殺さない調査で様々なデータを収集し、国際貢献するという選択はどうでしょうか。
 商業捕鯨時代に大規模操業してきた水産会社は次々と南極捕鯨からの撤退を表明しており、莫大なエネルギーを使ってわざわざ地球の反対側まで調査捕鯨をしにいく理由も需要もありません。鯨肉供給を調査捕鯨と一体化して考えるのをやめ、どうしても必要な肉の補給については別途道を見つける方がお金もかからないし、国際的な理解も得られるはずです。
 IKANはこれを機会に、非致死的な調査による鯨類研究に貢献してほしいと願います。
 ぜひ、皆さんも殺さない調査への切り替えを政府に訴えてください。

「もうかる漁業」その後は…
調査捕鯨がどうなるか大胆予測
佐久間淳子(フリーライター)
cover jMoukaruGyogyou2013Apr05.pdf(2.6MB)

森下丈二氏が今年度4月1日付けで水研センターの国際水産資源研究所所長に就任したそうです。
  これも今回の「大胆予測」がかなり正鵠を得ているしるしではないでしょうか。
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