オンブズマン愛知 名古屋港管理組合を提訴

シャチ購入反対訴訟

オンブズマン愛知(代表世話人・福島啓氏弁護士)の有志7人は10月15日、名古屋港管理組合を相手取り、シャチ購入費支出の差し止めの訴訟を提起しました。

福島弁護士は「シャチのような大型の動物は、せまい水族館のプールでの飼育は適さない。1日に50~100kmも移動し、家族で暮らしているシャチを捕獲し、飼育するのは動物虐待に当たり、人道的に許されない行為である」と名古屋港水族館でのシャチ飼育のための購入予算の停止をもとめました。

また、メンバーの1人は、「同じ名古屋港にある藤前干潟はこの11月にもラムさール条約の登録湿地にリストされようとしている。同じ港内にありながら、一方で自然破壊を推進するようなことはゆるされるべきではない」とコメントしています。

名古屋港水族館は、ロシアにおける野生シャチの捕獲を2001年、2002年と計画し、動物捕獲業者に依頼しましたが、2回とも、失敗におわり、現在は飼育のめどはたっていません。

しかし、飼育を断念しない限りは、再び捕獲依頼の可能性もあり、今回の訴訟はそうした再々度の目論みにたいして、大きな歯止めになることを期待されています。

動物保護団体ではない、オンブズマンが、このような動物保護と福祉の観点から訴訟を提起することは我が国では画期的な事件であり、今後の動物保護と福祉に歴史的な1ページを開いたといえるでしょう。

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