生物多様性国家戦略2012 への意見

国家戦略として、世界の生物多様性保全等にどうかかわるべきか?

宛) 環境省 自然環境局 自然環境計画課 生物多様性地球戦略企画室

  1.  愛知目標3「有害な補助金を排除する」
  2.  海のレッドリストの早急な選定と国際責任
  3.  海洋保護区のネットワーク
  4.  ボン条約(移動性野生動物種の保存に関する条約)の批准

<趣旨>ホスト国として、愛知目標の達成に向け、(資金提供だけでなく)国際的な問題解決を行うための積極的行動計画が重要だと考える。計画では、環境特に省庁の連携について、生物多様性の保全を軸として環境省が主導していくべき。

1. 「有害な補助金を排除する」

  •  国際的な合意のない調査捕鯨の中止(国際社会の合意をとれない/科学的な手法への疑義/条約で定められたサンクチュアリ内での操業)
  • 水産無償支援の見直し(地域の実情に即さない大型漁業複合施設の建設/沿岸開発/日本企業への還流/水産資源の独占と水産関連の国際交渉における票買い問題)

2.「海のレッドリストの早急な選定と国際責任」

  • 国の所有物ではない回遊性を主とした生物の現状認識
  • 消費者への普及・啓発とのリンク

3. 「海洋保護区のネットワーク」

  • 海洋生物多様性保全、水産資源の回復のための近隣諸国との連携
  • 近隣諸国との資源の奪い合い、領土問題から平和的な解決へ

5. 「ボン条約の批准」

  •  高度移動性の動物の保全努力
  •  鳥インフルエンザなど国を超えた対策が必要な伝染病への対応

以上

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