富戸における違反イルカ猟

1996年10月に静岡県伊東市の富戸漁港で起きた違反イルカ猟事件は、テレビなどで放映され、大きな抗議の声があがりました。

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許可されていないオキゴンドウの捕獲(1996年10月)

そして、行動開始から3日目には、漁業者の手によって港の入り口にはられた網が外され、100頭以上のバンドウイルカオキゴンドウが解放されました。また10日目には、いったん水族館へ運ばれた6頭のオキゴンドウが外海に放されました。国内では初めてのことでした。

また、捕獲され、販売されたバンドウイルカとオキゴンドウの数にごまかしがあることが内部告発されました。

その後富戸では、1999年と2004年(水族館用の生け捕り)の追込み猟を最後に、イルカ猟は実施されていません。

富戸は、東京近郊にあるダイビング・スポットとしてたくさんのダイバーが訪れる美しい場所です。

また、元イルカ猟師の石井泉さんが、2006年からイルカウォッチングを始めています。イルカウォッチングを支援することで、「捕る」ことから「見る」ことへの転換ができるのです。皆さん、応援しましょう!

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