カズハゴンドウ (Melon-headed Whale) Peponocephala electra
評価:IUCN-DD/水産庁-非公表/日本哺乳類学会-希少
楕円形のメロン状の東部(英名の由来)と細長い胸びれを持っている小型のゴンドウ。
世界中の熱帯から亜熱帯の深い海域に分布しているが、その動向はよくわかっていない。
日本沿岸での出現はまれで、茨城県以南の太平洋側で集団座礁してニュースになることがあるが、生態や生息数はよくわかっていない。
2017年から新たに捕獲対象となった。和歌山県と沖縄県にそれぞれ
30頭と60頭の捕獲枠がつけられている。これは、コビレゴンドウやオキゴンドウの不猟をうけて、両県が要望したものである